第3話〜はじめてのカウンセリングへ向かう【カントン包茎手術の体験談】
さて第2話ではカウンセリングを受ける決意を決めた私。上○クリニックのフリーダイヤルへ電話をかけた。ホームページをみると全スタッフが男性であるというのが売りらしく、電話口もまた男性であった。
カウンセリングを申し込む際は最寄の鶯谷店で受けることにきめた。
いよいよ来週カウンセリングを受けに行く。
【そして当日を迎える】---------------------------------
18:00のアポイントだが、なにを考えていたのか時間を勘違いしていた。
1時間はやい17:00に鶯谷についてしまう。
だがすでにクリニックの目の前にいる。ここまできた自分が信じられない。
ものすごく緊張している。
あと1時間ある。
1時間という時間は待てない時間でもない。
しかし待っているうちにだんだんと悪い考えが頭を支配していく。
痛いんじゃないか。来週でもいいじゃないか。
臆病な私は自分に言い訳をして鶯谷を後にしてしまったのだった。
帰りの駅のホームに立っている自分が情けない。
せめてクリニックにキャンセルの連絡を1本入れようと思った。
ダイヤルする。
クリニックのスタッフはキャンセルを快く受けてくれた。
次回の予約希望を聞かれたので次週の日曜日と告げた。また電話口で思わず
「カウンセリング後にそのまま手術可能ですか?」と訊ねた。
「もちろん可能ですよ!」とスタッフ。
私のなかでこれを逃したら本当に一生手術しないままで終わるという焦りがあった。